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オール釧路ロケ「氷の轍」放映 [映画&ドラマ&舞台&本]

柴咲コウちゃん主演で桜木紫乃さん原作の氷の轍がテレビ放映されました。
オール釧路ロケです。
ロケが行われたのは今年の2月。
ちょうど福山さん月9ドラマのヒロインを誰が演じるかましゃ友の間で話題になっていた頃です。
柴咲コウちゃんが良いという声があるなか、コウちゃん今釧路に来てるから違うよと否定し、ガッカリさせたものでした。
あちこちでコウちゃん目撃情報が飛び込んできても結局私は会えずじまい。
これまたガッカリなのでした。

で、ドラマの中の釧路ですが、しきりに雪が降っています。
桜木紫乃さんの釧路はとても暗いトーンなのでその雰囲気を出すべく雪を降らせるのでしょうが実は

釧路の冬は晴天が多いのです。

降るとしたら毎日のように降る道央、道南と違い、2月3月にドカっと降るのが釧路の標準の冬です。
ドラマで積雪しているのは、1月19日に珍しい猛吹雪があり膝上まで積雪した結果ですね。
下手すると12月、1月は積雪ゼロということもあり得るので2月のロケにしたのかもしれません。
2月は朝の冷え込みも厳しく、マイナス20℃というのも珍しくありません。

ちなみに現在、昨日の雪もとけてただいま積雪ゼロで快晴でした。まあ普通です。
ロケ中、深く積雪したのは2月22日。
それも夜に降雪して朝は快晴というパターンが多かった気がします。

で、ドラマのロケ地は柳町スケート場、釧路市役所、和庄市場、千代の浦マリンパークなど多くありますが、今回は事件の舞台である冬の釧路湿原でイメージにあったものをアップしておきます。
一応未公開画像。
IMGP2345.jpg
IMGP2378.jpg
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
いずれも2本松付近

IMGP2422.jpg
PENTAX K7+TAMRON AF70-300mm F/4-5.6Di LD Macro1:2(Model:A17)
丹頂の塒で有名な音羽橋
釧路湿原の霧氷は範囲が広すぎてどこで撮られたか不明ですが、丹頂の塒はここで間違いないです。



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桜木紫乃「硝子の葦」のワンシーン [映画&ドラマ&舞台&本]

塘路湖まで来たので、久しぶりにサルボ展望台をちょいとのぞいてみたらサルルン展望台へ向かう階段が通行止めになっていました。
台風の影響かと思いましたが、あとで調べてみるとその以前からのようです。
案内があってサルボ展望台へ向かうコースからの廻り道になっていました。

IMG_7239.jpg
iPhone 6

と、サルルン展望台とサルボ展望台がどう違うかと言いますと、実は私も名称が別になっているのを今回初めて知りました。

基本、同じ入り口から登って二つの展望台があるのですが、サルボ展望台は比較的楽なコースになります。
景観は断然サルルン展望台の方が良くて、4つの沼が一望できます。

今回は駐車場がある基本的な入り口が通行止めなので、もう一つの入り口から入ることになりました。

実は私、高所恐怖症で階段のある基本コースは傾斜が厳しく崖っぷちに階段が通っているようなもので怖いので以前も別入り口から登った経験があります。
その時は熊注意の看板があり、多少ビビリながらも高いところよりも熊の方を選んだのです。

今回はどうかと見ると熊注意の看板はありませんでした。
要所要所に案内があるので迷うことはありません。
いや、待てよ・・・
熊の奴、もしや自ら看板を外し、案内までつけておびき寄せる魂胆なのでは?
以前はなかった案内板がどうも危険な方向に誘っているようで、それでも私はどうしてもサルルン展望台を目指したかったのです。

IMG_7241.jpg
iPhone 6
サルボ展望台はすぐに到着。でも、塘路湖がようやっと見える程度の景観です。
かなり遠回りになるサルルン展望台を目指します。

そこで待っていたのはヒグマではなく鉄撮りさんたちでした。
ここは釧網線も見えるので、鉄撮りさんが集まる場所として有名なのです。
度重なる台風の被害でJR北海道は年内の復旧を目指していますが、この釧網線は復旧したようです。

で、私がどうしてもここで確認したかったのはWOWOWドラマ化なった桜木紫乃さんの原作「硝子の葦」ワンシーンで見た景観。
俯瞰で見るいくつかの沼とローカル線が走る鉄路。
これは以前見た景色の中にある。
そうそう、サルルン展望台に違いない。
頭でそう思っても過去写真を確認するよりもやはり、この目で確かめたかった。

ドラマでは冬景色だったのですが、寒いのは一応身体に気を使いたいので寒くも暑くもない、この季節になったのです。

IMGP3689.jpg
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
左が塘路湖、手前からサルルン沼、ポン沼、エオルト沼
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凍原の舞台 [映画&ドラマ&舞台&本]

いつもの朝寝坊、暑くて目が覚めた。
と言っても釧路に限って30℃になるわけもなく、22℃くらいなんですが・・・
暖かくなると霧に包まれ気温も下がる釧路でお天気が続くのはめずらしいことです。
思わず、すっかりポヨンポヨンになってしまった二の腕を出してしまいました。

で、涼しくなるような本のタイトル「凍原」
釧路出身の直木賞作家桜木紫乃さんの作品ですが、このタイトルなので季節は冬と思いこんでいました。
写真も真冬の霧氷に囲まれた蓮葉氷が流れる釧路川を想定しました。
しかし、いくら読み進んでも一度たりとも冬の釧路湿原が登場することはありませんでした。

で、やっと季節に合わせて5月、
「阿歴内川と並行した道を少し行くと塘路駅が見えた。駅から右折し踏切を越えて1キロほど走ると川に出る。現場は釧路川と阿歴内川が合流する、二股と呼ばれる場所だった。釧路川が南部に向かって大きく蛇行している。落差があるのか水音が聞こえてくる。空は海側よりも青みがかっていた。」

IMGP0926.jpg
PENTAX K7+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
壮大な物語が展開していくきっかけとなる青い目を持つ遺体が発見される場所です。



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そして父になる [映画&ドラマ&舞台&本]

24日、先行上映の初日に「そして父になる」を見に行きました。

福山さんは自身が演じる良多という父親のことをひとつも良いところがない嫌なやつと言っておられましたが、高級マンションに住むやり手サラリーマンでなかなか家族とゆっくり過ごす時間はないけれど、それなりに良い父親を頑張っている普通の人に見えました。
それが取り違え事件によって、様々なことが変化し挫折し、追い込まれていく。
取り違え事件がなかったとしても、いずれ訪れる試練だったに違いないので、きっかけはあまりに辛い試練でも良多はリリーさん演じる斎木家族に出会えて良かったんじゃないかという結末でした。
自分が当たり前だと思っていた価値観や生活意識が他所から見るとずいぶんかけ離れているのって誰でも思い当たることかと。
が、自分は勝ち組だという意識からかリリー斎木家族をずいぶんと見下す辺りから、やっぱり嫌な奴だなあというのがポロポロ見えてくるのです。
それからの追い込まれ方は倍返しみたいにこれでもかっというくらいにズタボロになるんですが、それが痛快に感じるのは福山さんらしくない初めて見る姿だったんでなおさら面白く感じたのかもしれません。
リリー斎木も奥さんに頭が上がらないお金に執着するでも憎めない人のいい、やっぱりありがちな父親だし、説明的でなく普通に見せて切り口がいくつもあって、語っても語っても語りつくせない広がりのある演出って、是枝監督やっぱりすごい!完璧な脚本、演出だったと思います。
良多が育った家庭環境が言葉遣いや、ふとした台詞で想像できるので理想主義の心理が理解できるというところ等々とても繊細な映画でした。

IMGP0208.jpg
IMGP0218.jpg
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
写真は今日の夕焼け。
時間と共に空全体に様々な雲の形と色彩を放っていき、どう切り取るか迷ってしまうほどの広がりでした。
是枝映画みたいに。
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遅ればせながら桜木紫乃さんおめでとうございます [映画&ドラマ&舞台&本]

ご存じでしょうが、第149回直木賞を取った桜木紫乃さんは釧路出身ですよ。
実は私、恥ずかしながら凍原しか読んでいません。
以前、桜木紫乃さんの本のイメージで写真をというコメントいただきまして、
そのときは本当に恥ずかしながら1冊も読んだことがなく、冬の撮影の前に凍原を読んでおかなくては・・・
と手に取ったのが昨年の11月でした。
読んでみると、凍原の重要なシーンで描かれる季節はなんと5月でして^^;
凍原というので、霧氷に包まれた湿原を思い描いていたのですが、舞台は霧に包まれた湿原だったのです。
読まないで決めつけてしまったことに後悔。
ご当地小説を毛嫌いして読まないでいたことも後悔。
いや、直木賞を取ったからという理由でなく、凍原を読んでみて、小説にしろ、歌にしろ、別に釧路じゃなくてもいいじゃんというようなとってつけたようなご当地ものではなかったからです。
しかし、文庫本になったらいろいろ読んでみようとホテルローヤルも買っていなかったことはやっぱり後悔。
これは直木賞取ったから思ったこと。

ホテルローヤルは数年前まで営業していたホテルですが、住所を聞くと遠矢方面に向かうときに目立って数件あるホテルの中の1件だったのだなあと思います。
でも、その名前に記憶はありません。

凍原に関して言えば、現地に赴くもののなかなかイメージ通りの写真は撮れておらず、反省しきり。
その場所については撮れてからにしたい。・・と意地になってしまいます。

IMGP9612.jpg
PENTAX K7+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
現地じゃないけれど5月の釧路湿原です。
枯れ葦と緑が混在した季節。
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真夏の方程式 [映画&ドラマ&舞台&本]

真夏の方程式を見ましたよ。
しかも3回。
大の東野圭吾さんファンで・・
大のガリレオファンで・・
大の湯川学准教授ファンで・・
何を隠そう特大の福山雅治さんファンなのです。
容疑者Xの献身のコメントのときはそんなこと言ってなかったゾ。

まあそれはさておき、容疑者X同様今回も原作を読んでから行きました。
映画は夏休み、海、実験、ってだけで自分の子供の頃を思い出せていい心地で郷愁に浸れます。
恭平君とのやりとりに重点が置かれとても素晴らしく描かれていました。
なのでミステリーという要素は若干薄いような気がします。

期待度大きすぎたのか、1回目気持ちが入れず2回、3回と見てしまった。
細かいシーンが目に留まり、容疑者Xのような伏線が数ありました。でも泣くに至らず。

う~ん、どうして泣けたの?なんで私泣けないの?
と母に聞いたら、あんたは冷静に見すぎているとのこと。
わかったようなわからないような・・母の言うことは的確だとは思う。
映画を見ていない。ストーリーを見ている。ましゃ(福山さんの愛称)を見ている。演技を見ている。
ましゃの映画を見るにあたって力がはいりすぎているのか?
それも違うような気がする。

ここから、ネタばれかしら?

IMGP8558.jpg
PENTAX K-01+DA 40mm F2.8 XS 映画とは関係ありません。私独断のイメージです^^;

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風立ちぬ [映画&ドラマ&舞台&本]

宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見てきました。
想像以上に大人な映画だったですが、冒頭主人公の妹が階段をかけ上がるシーンだけで涙が出てしまった。
映像の美しさに、あ~、宮崎アニメを見に来たんだなあと感涙してしまったのです。
実在の零戦の設計技師堀越二郎さんをモデルに同時代を生きた作家の堀辰雄さんの生涯を絡ませたストーリーながら、戦闘シーンはありません。
度々出現する夢の中の強い風が立つ草原と、イタリアの設計技師カプローニとの語らいが主人公の心情を顕していました。
ただ、ただ飛行機が好き、風のように飛ぶ飛行機を作りたいという一心で邁進した主人公。
大好きな仕事に没頭できる環境が眼前にあり毎日が充実している。
一方で、将来が望めないものの押さえきれない感情をおもむくままに貫き通す切ない恋が。

その行く末に主人公が見たもの。

ここからはネタバレになるのかな

IMGP9588.jpg
PENTAX K7+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF] 映画とは関係ありません。私独断のイメージです^^;

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15分のひだまり [映画&ドラマ&舞台&本]

今朝、起きてからなかなか身体が温まらず、午後からは頭痛が強くなり、吐き気までする始末。
これはやばいと、鎮静剤を飲み布団に潜り込みました。
温まったせいか、頭痛も治まりホッとしたところで、そういえば「やばい、やばい」と言っていた映画があったなあと何故か思いだし、今日は大人しく映画鑑賞。
最近はDVDをレンタルして気に入った映画のブルーレイを、お買い得になったところで購入するのがパターンとなりました。

思い出したのは「127時間」

127時間 [Blu-ray]

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(ネタバレ注意!!)
と言っても結末がすべてではないので知っても大丈夫。
やばいことになったのは、アーロン・ラルストン。実在の人物です。
ロッククライミング中、落石に右腕を挟まれ身動きができなくなる127時間のお話。実話です。
ほとんどが谷底の中のたった一人の映像なのに、とても引き込まれ、彼と同じ恐怖を共有することができるダニー・ボイルの演出、映像とジェームズ・フランコの演技がすばらしかった。
彼はあらゆる絶望と未来への希望と夢の末、そして約束を果たすため、挟まれた腕を切断することで生還を果たします。
中国製の安物の万能ナイフで・・・。怖いでしょ^^;

この頃、気づいた私の好みの映画って、究極美しくて怖い話。
例えば「パンズ・ラビリンス」とか「サイレント・ヒル」とか「箪笥」とか。

127時間でも美しいシーンは冒頭から全てなんだけれども、谷底に日が入る15分。
日だまりに手足を延ばして温まるシーンはとびきり美しかった。
15分といえば、鶴居村のホテルTAITOオーナーのフォトグラファー和田正宏さんのブログで朝日が昇る15分だけ霧氷が桜色に染まる写真を見たばかりでした。

そんな光景見てみたいなあ・・けど・・

今世紀最強クラスの寒波で東北は猛吹雪。
明日の朝は全国的に冷え込みが強まります・・・私にとって、これほど怖いものはない。

それと教訓。
アーロンは峡谷へ行く前に、誰にも行き先を告げずに出かけたことを後悔し、後に登山に出かける前には必ずメモを残すようになる。
私の今日の教訓は、
お風呂上がりパジャマのままで、ストリートビューでホノルル散策に夢中にならないこと。
タグ:映画
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お正月のおすすめDVD [映画&ドラマ&舞台&本]

みなさま、こんばんは。
ご無沙汰していますが元気です^^
今年は毎日寒くて雪も多いです。道路はツルツルで追突事故も多そうです。
今日は気温が上がり雨が降り、更に滑りやすい道路になってしまいました。
20キロくらいでトロトロ走っています。
写真は残念ながら撮れていません。
厳冬こそ良い写真が撮れるのですが、寒すぎです^^;
冬景色はしばらくお待ちくださいませ^^;;

で、今回はお正月はおうちで映画。
今年のお正月見た映画を紹介しておこうかと。
新たに見るのではなく既存の中からもう一度見たいと選んだのは「ロード・トゥ・パーディション」
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウと、大好きな俳優が勢ぞろいで贅沢な映画です。
そして、発見!
ポール・ニューマンのひとり息子を、007のボンド役で一躍スターになったダニエル・クレイグが演じているではありませんか!
父親が実の息子である自分より、トム・ハンクス演じるサリヴァン一家に愛情を注ぐことに嫉妬するダニエル・クレイグの演技はとても印象深くて、おいしい脇役を見つけるのが好きな私はよく覚えていたのですが、それがダニエル・クレイグとは気づいていなかったのです^^ゞ
今はセクシーでかっこいいダニエルが、情けないバカ息子を演じているのは必見です。
だから古い映画を見るのは面白いですね。

ロード・トゥ・パーディション 特別編 [DVD]

ロード・トゥ・パーディション 特別編 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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お正月はトム・ハンクスだなあと実感した私は、
「ターミナル」「ユー・ガット・メール」「天使と悪魔」と見たところで、次にユアン・マクレガーの映画が見たくなり、
「アイランド」「ムーラン・ルージュ」「スターウォーズ」を見たのですが、
思ったよりユアンのDVDを持っていないことに気付き愕然としたのでした。

もう~い~くつね~ると~お正月♪
何をセレクトしようかなあ。ロードつながりでジュード・ロウにしようかなあ。
そういえばポール・ニューマンの映画は「明日に向かって撃て」と「スティング」しか持っていません。
少し揃えたいものです。
皆さん、良いお年をお迎えください^^v
タグ:映画 DVD
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明るいほうへ明るいほうへ [映画&ドラマ&舞台&本]

「こだまでしょうか、 いいえ、誰でも」
というCMが話題になり、金子みすゞさんの詩集がとても売れているそうです。
数年前に金子みすゞさんの生涯を、松たか子さん主演でドラマ化されたものがあり、ほっこりした詩とは対照的に、26歳という若さで悲劇的な生涯を終えた物語に涙がとまらなかったことを思い出しました。
再放送の時にビデオに収録したのですが、ビデオからDVD化に伴い処分してしまいタイトルも思い出せず^^;
検索して、タイトルが判明しました。

「明るいほうへ 明るいほうへ」
2001年にTBS創立50周年記念番組として放映されたものでDVDが出ていました。
さっそくレンタルしました。

明るいほうへ 明るいほうへ [DVD]

明るいほうへ 明るいほうへ [DVD]

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD



--明るいほうへ--

  明るいほうへ
  明るいほうへ。

  一つの葉でも
  陽のもるとこへ。

  やぶかげの草は。

  明るいほうへ
  明るいほうへ。

  はねはこげよと
  灯のあるとこへ。

  夜とぶ虫は。

  明るいほうへ
  明るいほうへ。

  一分もひろく
  日のさすとこへ。

  都会(まち)に住む子らは。
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やさしさに満ちた詩の背景に、辛い日々があったことを知るととても切なく思えてきます。
そのような環境であったからこそ生まれた詩だったのかもしれません。詩の意味合いもずいぶん違った解釈に変ってくるでしょう。
みすゞさんの最期に選んだ道は、女性にとって不利な社会情勢だったとはいえ、決してあってはならない選択でした。

明るいほうへ明るいほうへ
せつなに願うこれらの詩は、今現在日本が立ち向かっている現状の中で、人々の心により深く響いて聞こえてくるような気がします。


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